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再び慶良間諸島へ ~渡嘉敷島~ [gillman*s Lands]

再び慶良間諸島へ ~渡嘉敷島~

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 一昨日、沖縄から戻った。慶良間諸島と那覇の街を歩き回った足の豆は潰れて、腕は日焼けでヒリヒリとしている。それにしても何と東京の寒いことか。桜も終わったというのにまたセーターを持ち出す騒ぎ。もうちょっと島に居ればよかったかなと思うけど、心配するから旅行のことはばあさんには言っていないし、親戚の法事もあったりで一週間ほどで戻ることにした。

 今回は那覇で友達と落ち合って、慶良間諸島に行った。何度か訪れた座間味島阿嘉島に加えて今回は初めて渡嘉敷島にも行くことにしていた。今までも渡嘉敷島に行くことは考えたけれども船の便が良くなかった。地図をみると慶良間諸島の中でも座間味島、阿嘉島そして渡嘉敷島は隣接している。

 座間味島と阿嘉島の間は定期的に運航している連絡船があるが、この二つの島から目と鼻の先にある渡嘉敷島に行こうと思うと、一旦那覇港まで戻ってから改めて渡嘉敷島にフェリーか高速船で行かざるを得なかった。それが昨年の春から予約制のオンデマンド運航でこの三島を結ぶ「みつしま号」によるケラマ航路が運行されることになった。お蔭で阿嘉島からダイレクトに渡嘉敷島に行くことができた。

 那覇港から渡嘉敷島に行く時は船は渡嘉敷港に着くけれど、阿嘉島など慶良間の島から行く時には船は渡嘉敷港ではなくて島の反対側、つまり座間味島と阿嘉島に面した西側にある阿波連(あはれん)港に着くことになる。ぼくらが渡った時も阿嘉の港から小さなみつしま号で阿波連に向かった。乗客はぼくら二人きりだった。

 船が小さいので海面がとても近く見える。ライトブルーの海面の阿嘉島の港を出るとやがて海面は深い藍色に変わってゆく。藍色の海面にぼく等の乗った船が白い航跡を残して一路渡嘉敷島に向かっている。航行はほんの15分位だったと思う。渡嘉敷島の阿波連の船着場は驚くほど小さかった。

 通常はどこの島でも港から宿までは歩いてゆくのだけれども、泊まることになっているホテルのある渡嘉志久(とかしく)の海岸は山ひとつ越した向こう側なので、その日は宿のマイクロバスに迎えに来てもらった。車ははるか下にコバルト色の海を見渡す切り立った道を抜けて行った。徒歩ではちょっと無理かな。

 到着した渡嘉志久の海岸は小さな半円弧を描く湾で、その中の海はたとえようもない美しい青色に満ちている。この海岸にはホテルは一軒しかないけれど、それでも本格的シーズンはこれからということでホテルに泊まっていた客はぼく等を含めてたった三人だった。部屋に落ち着いて、部屋のベランダから海を見渡すと海の青が心に沁みてくる。

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 *慶良間諸島は今年の三月、国立公園に指定されました。島々の主要なところには環境庁が設置した国立公園の石碑が設置されていました。宿の女将さんなどに聴くとまだ大きな変化はないようですが、島の中では欧米系の外国人の予約が増えているようだとの声もあるようです。

 今回初めて訪れた渡嘉敷島の渡嘉志久海岸の海の美しさは格別です。ただダイビングをやらないで散歩が旅の日課のぼくにとっては周辺に手軽に散歩できる平坦な場所が少ないので、オフシーズンの散歩には阿嘉島や座間味島の方が適しているように思いますが、この海岸の眺望は捨てがたいですねぇ。


Photos (NEX-7/TX-30)
上から
ホテルの部屋から湾を望んで
ホテルの庭から
隣接する青年の家から
渡嘉敷港の海
渡嘉志久海岸パノラマ

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コメント 3

mimimomo

こんにちは^^
海が美しいですね~
これを見ただけで行ってみたい気にさせられます。
by mimimomo (2014-04-24 14:26) 

engrid

素晴らしいですね
海の青さ、眺望、いつまでも眺めていたいです


by engrid (2014-04-25 18:05) 

親知らず

いつもながら写真が綺麗ですね。
NEX-7、やっぱり欲しくなります。
by 親知らず (2014-04-25 19:56) 

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