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散歩の分析 [gillman*s park]

散歩の分析
 
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 コロナ禍のせいで朝の散歩の習慣が復活したのは良いんだけど、本来はリハビリ的にお籠り中の体力温存のためなのだけれど、最初の頃は少し歩くと息が切れて休憩ばかりしていて、最近は目に入ったものをお散歩カメラで撮るために歩みを止めることがしばしば。いずれにしても、ちゃんと運動になっているのか甚だ疑問を感じている。

 散歩の際には、と言うかいつも腕時計の代わりに腕にはスマートウオッチをつけているので、そのデータを散歩を中心に分析してみた。二千円ちょっとの安いスマートウォッチなので精度はそんなに高くないとは思うけど携帯のiPhoneと連動することで結構いろいろなことが分かるから今後の参考にはなると思う。

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 まず記録された指標の一つとして心拍数の変化が1日の活動を見るのに有効だと思う。ある日の24時間の心拍数の変化を見ると上のグラフのように朝に一つの大きな山があるけど、これは朝の散歩の時のもの。夕方と夜にちょっと出っ張っているのは恐らく軽くストレッチをしている時だと思う。グラフは間隔を広くしてみるともっと詳細に分かるがそれに間違いはないようだ。(スマートウオッチは寝る時もつけているので睡眠の質の分析や心拍数などで睡眠中の無呼吸症候群のチェックもできるらしい)


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 さらに散歩の時にウオーキング記録モードにすると心拍数だけでなく歩行スピードや歩行ストライド、有酸素度などがGPSデータとともに記録される。この日の散歩は1時間半で、歩いた距離は3.9キロ。歩数は6133歩。データを見ると歩行中の心拍数は平均で111回/分位で最高は140 回/分で途中心拍数が130 回/分を上回るとスマートウォッチがアラームを出すように設定してあるので、少し早く歩くと「心拍数が早すぎます、呼吸を整えてください」とかなりきつい調子でしょっちゅう叱られている。

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 歩いた歩行リズムも記録されていてそれを見るとしょっちゅう立ち止まっている。頻繁に休憩したり、写真を撮ったりしているのがわかる。ベンチに座って休むとやがて心拍数が下がるが大分タイムラグがある。グラフを重ねて詳細に見てみると歩いていないのに心拍数が上がっている所もあって、そこは多分夢中になって写真を撮っているところで、無意識に息を止めているらしい。

 ここのグラフにはないけど最近気になるのが、ここのところ歩行非対称性の数値が上がっていること。普通は左右の脚をバランス良く使っていれば0%なのだけれど、最近は数%の数値が出ている日があって…、と言うことは歩く時どちらかの脚を引きずっている可能性が高いということを示している。

 ということで。少し写真を撮るのを少なくして本来の健康散歩に立ち帰るためにこのデータを参考に、当面は有酸素運動を増やすために最初の1キロは休まず、写真を撮らずストライドを大きめにして少なくとも13分以下で歩く。またシューズのインソールなどを見直し左右の歩行非対称性がなくなるようにする、の二点に気をつけてゆくことにした。まぁ、最初の頃よりは良くはなっているんだけど中弛みであることは間違い無いので…。あとはダイエット。


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 *ウオーキング記録中もスマートウオッチとiPhoneは連動していてGPSデータや歩行の非対称性、階段の上がり降りなどはiPhone側が測定把握しています。歩行歩数などは若干差が出ますが、これでライフスタイルの把握はかなりできると思います。

 ぼくが便利に使っているのはパソコンに向かっている時間が多い時があるので一時間以上椅子に座っていると、スマートウオッチがブルルっと震えて教えてくれるので、その度に室内バイクで少し運動するなど管理ができるのがありがたいです。これなんかは在宅勤務の人にも有効な機能ではないかと思います。

 **先日、四度目の嗅覚障害の手術を受けましたが、その時の心拍数変化をみると、麻酔はかけていましたが明らかに緊張と痛みで心拍数があがっていました。身体は正直ですねぇ。

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